Posted on 03.13.10 9:43AM under 中古車オークション
最近はハイブリッドカーに電気自動車など、次世代のエコカーばかり話題になっていますが、久々にテレビでも紹介されたスーパーマシンに触れてきました(実際には触れなかったのですが…)。そのクルマは世界限定75台生産のメルセデス・ベンツSLRスターリングモス。日本にも2台のみ輸入された超希少車です。
スターリング・モスとは1950年代に活躍したF1ドライバーで、シリーズタイトルこそ獲得していませんが、3年連続ランキング2位になるなど、偉大なチャンピオンであるファンジオがいなければ、チャンピオンとなってもおかしくないほどの名ドライバーです。そのモスの名を冠したSLRは、フロントウィンドウやサイドウィンドウを廃し、往年の名車300SLRの雰囲気を生かし製作され、マクラーレンSLRの限定ハイスペックモデルである722の心臓部を搭載した過去と現代を融合させたモデルです。
特徴的なのは、フロントウィンドウを廃し、小さなスクリーンのみで風を切り疾走するスタイルで、ワイパーが存在しないこと。ワイパーに代わる雨対策が実用化できればノーベル賞モノといわれる中で、新しい提案かもしれません。
そんな独創的なフォルムに650hpのハイパワーエンジンが搭載され、0-100km/h加速はわずか3.5秒以下。スポーツカーファンならよだれが出そうなスペックのマシンです。
実物を見ると、ベースのSLRよりもはるかに存在感があり、簡単には触れられない雰囲気を持っています。また、突然の雨での屋外での駐車用にトノカバーが用意され、1人乗りの際は、これによって空気抵抗の低減や“らしさ”の演出が可能です。
また、日本向けにはマフラーなど変更が加えられており、サイド出しのレイアウトはそのままながら、後方に排気されるようテールパイプが延長されています。
日本には2台が導入され、ブラックは既に売約済み。残るはこのシルバーのモデル1台となっていますが、価格はなんと1億1000万円と豪邸が建ちそうな金額にびっくり。この価格でびっくりするようなユーザーには手が出ない代物ですが、それだけの魅力があることも間違いのないところ。購入ユーザーは選ばれた者だけになりそうですが、ドライブには相当の注目が集まることは間違いないでしょう。
また、このスターリングモスを購入したドライバーには、限定品のオークリー製ゴーグルがプレゼントされるそうです。確かにゴーグルが無いとドライブは大変そうですね。